教育の特色

子どもが本来持っている好奇心・探究心にもとづいて、主体的に学習や生活が展開されるようにカリキュラムや校内活動が組まれています。

  • 「自主学習」、「共同学習」、「自由学習」の3つの学習方式。自主学習は、フレネ技術などを取り入れた自学学習材による個別学習方式。共同学習は、スタッフ提案プログラムをグループで学ぶ学習方式。自由学習は、自分がやりたいテーマ主体的に追究するプロジェクト方式。これらによって、子どもたちは主体的な学び方を習得する。
  • 低学年クラス(1〜3年生)と高学年クラス(4〜6年生)、中学生クラス(1〜3年生)のマルチ・エイジによるクラス編成によって、子ども同士の学び合いを促進する。
  • 「ハッピータイム」、「クラス集会」、「全校集会」、「帰りのミーティング」など、コミュニケーション・スキルを身につける機会を多く設ける。
  • 地域探検、施設見学、キャンプなどの校外学習や特別講師を呼んでの課外授業など、社会的な視野を拡げる機会を多く設ける。
  • 夏祭り、体育祭、クリスマス会、フリーマーケットなど、子どもたちが自主的に企画し、運営する行事を多く設ける。

カリキュラム

各教科は、「表現」、「トピック」、「プロジェクト」の3つの学習形態で個別またはグループで学びますが、それぞれが独自の学習方式を採用しています。このほかに、卒業制作・研究のための自由研究があります。

表現

「表現」の学習は、自己表現のためのツールとして、生きて行くのに必要な基本的な知識や技術を身につけることを目的としています。

「表現」の中には、「ことば」、「かず」、「音楽」、「からだ」、「アトリエ」などの科目があり、 それぞれ独立した形になっていますが、それらは有機的に繋がっています。たとえば、「かず」の中にも「ことば」の要素があり、「ことば」の中にも「かず」の内容が含まれています。

「かず」と「ことば」では、まず年間の学習目標をスタッフと相談しながら立てます。それに基づいて各月の終わりに翌月の学習目標を立てます。そして、各週の終わりにその週の振返りと次の週の学習計画を立てます。そのときにスタッフと相談しながら、その子にあった学習材や学習方法を選びます。

自由研究

トピック

トピックの学習では、子どもたちと相談しながら、共通のテーマと学習計画を科目担当のスタッフが決めます。期間はテーマによって異なりますが、大体1〜2ヶ月で1つのテーマをやります。子どもたちは共通テーマに関連のある小テーマを各自が選び、それを追究します。

そして、調べたことを文章や図表にまとめ、みんなの前で発表します。そのことによって、子ども同士の学び合いが行なわれます。自分の調べたテーマは深く学びますが、その他のテーマも広く学ぶことができます。

これまでに、子どもたちが興味を持っていること(赤ちゃん、お金、星座、地震、電気、食品添加物など)を調べたり、身の回りの自然(身近な草花、昆虫、水辺の生き物、公園にあるものなど)についての観察や理科実験などをしました。また、学習したことに関連ある施設の見学に行ったり、学校にその分野の専門家をお呼びしてお話を聞いたりしています。

プロジェクト

てづくり・わらぞうりプロジェクトは、子どもが今やりたいと思うことをやる学習で、もっともわくわく子ども学校らしい学習です。

子どもたち自身が学習計画を立て、実行します。スタッフは必要があれば相談にのりますが、基本は自分でやることです。これまでに、手芸による小物作り、折り紙や紙飛行機などの紙工作、イスやテーブル作り、お菓子作り、料理、カエルの研究、新聞作りなどをやりました。同じことをやりたい仲間がいれば、共同でやることもできます。

スタッフが提案するプロジェクトもあるので、それを選択する場合もあります。現在は、食育に関する「キッチン」と衣食住に関する「てしごと」の2つのスタッフ提案のプロジェクトが進行中です。「キッチン」では、季節の材料を使った料理、外国の料理、ダシを変えたみそ汁作りなどをしました。「てしごと」では、廃材で基地を作ったり、畑仕事、わら細工、木工などをやりました。


ハッピータイムとプライベートタイム

朝の最初の20分間はハッピータイム(HT)に充てられます。HTでは、家でのできごと、通学のときに見たこと、昨日見た夢のこと、うれしかったこと・悲しかったこと、私の宝物など、子どもがみんなに聞いてもらいたいことを自由に話します。

プライベートタイム(PT)は、スタッフが子どもの個人的なことで相談にのったり、話し合ったりする時間です。子どもからスタッフにPTを求める場合もありますが、スタッフから子どもに求める場合もあります。PTは時間割には載っていませんが、昼休みや放課後のお互いの都合のよい時間に行ないます。

ユースフルワーク、帰りの掃除

この学校の仕事を子どもたちも分担しています。始業前と終業前の時間に、子どもたちは自分の担当の仕事をやります。畑の水やり、玄関の掃除、部屋の掃除、便所の掃除、テーブル拭き、トイレや洗面所のタオルの交換、本棚の整理などがあります。それらの仕事の点検も子どもの点検係がやります。

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自治活動

自治活動は学校という共同体の運営に欠かせないもので、学習活動と同じくらいこの学校が重んじている活動です。全校集会、クラス集会があります。

全校集会は、1ヵ月に一度、最後週の木曜日に生徒全員とスタッフが集まって、学校の行事や困っていることなどについて話し合います。ミーティングルームの壁に、「みんなに言いたいこと」、「みんなに聞きたいこと」、「困っていること」、「友だちのいいところ」を書く紙が貼ってあり、それに書き込まれたことを議題にして話し合います。司会や記録などを子どもたちが担当し、子どもたちの手で議事進行を行ないます。何かを決めるときは、多数決によらずに、意見が一致するまでとことん話し合います。そのため決定するまでは時間がかかりますが、ここで決まったことはよく守られます。

クラス集会は、全校集会のない木曜日に行ないます。そこでも同様なことがクラス毎に話し合われます。

課外活動

これは子どもたちによる自主活動ですが、次のようなことをやっています。

フリーマーケット

子どもたちの発案によって年に1〜2回フリーマーケットを開いています。稼いだお金は校外学習に行くときの費用に充てます。

ベルマーク集め

学校の掃除機が古くなって使いにくいので、それを買うためにベルマークのシールを子どもたちが集めています。各家庭や近所の方、スーパーマーケットなどに協力を呼びかけています。

クラブ活動

昼休みの時間にクラブ活動をやります。これまでテニス部、野球部、ダンス部などができましたが、現在でもダンス部は続いています。

 

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